狼獣人番外編

狼獣人番外編

狼獣人19.5話

あの後の対面座位が悦かったな……などと希美子の頭の中は未だにピンク色だった。(私……ジークにおっぱい吸われるのが好きなのかも知れない……何というか……こう、キュンとするんだよね……)「…………い」(こう、いつも不機嫌なジークが赤ちゃん見たい...
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夢の誘い

ここは、女神セレスの祝福を一身に受けると言われるイスターレ王国の宝石レイア。 小高い丘に建つ、カントリーハウスのリビングでうめき声をあげる女が一人。 ソファで愛剣の手入れをしていたジークヴァルトは振り向いた。 木製のダイニングテーブルに突っ...
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夢の誘い 2

――カタリ ベッドサイドのテーブルに何かが置かれた音で希美子は目を覚ました。「……ジークヴァルト? 」「……飯だ、食えるか? 見よう見まねだが……食えるモンにはなったが 」 そう言って、すっかり暗くなってしまっていた部屋の明かりをつけてると...
狼獣人番外編

まだまだ痛い

朝の爽やかな風が希美子の寝室に流れていた。 今イスターレの気候は日本で言うところの秋口くらいである。 希美子がこの世界に来た頃も別段暑いと感じなかったのだが、ジークヴァルトによるとこの国は春と秋が長いらしい。 年間通して過ごしやすい気候とい...
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聖セレスの日

「聖セレスの日? 」「そう! この世界にもクリスマス的な日があるらしいんだよ希美子ちゃん! 」 イスターレ王国の宝石と称される美しい街、レイアにも冬が訪れていた。 希美子が来てから5ヶ月ほどが経った訳だが、ここレイアは冬だと言うのにあいかわ...
狼獣人番外編

聖セレスの日 ※

「じ……く、ね……お願、もう…… 」 本当にもう無理。と、希美子は思っていた。 昨日のアレ、あんなモノは絶対にダメだ、後に戻れなくなってしまう。 一晩中注ぎ込まれた今、微かに残る理性が先ほどから、けたたましく警笛を鳴らしているのだ。「……ま...